Audny ([info]audny_albatross) wrote in [info]quimica_oculta,
@ 2008-01-24 22:44:00
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ある日、ぼくらは夢の中で出会う
高橋いさを

登場人物
男1 (カワハラ刑事部長/誘拐犯人カワハラ)
男2 (カトウ刑事/誘拐犯人カトウ)
男3 (ヤマモト刑事/誘拐犯人ヤマモト)
男4 (ミウラ刑事/誘拐犯人ミウラ)

プロロオグ

男2 ―――その日ぼくは、とても新鮮な気持ちでひとつの門の前に立っていました。新しいものに触れる時、人は誰でも新鮮な気持ちをかみしめるものでしょう。

何か言っても自分の言ったことばが白々と響き、何がホンモノで何がニセモノなのかわからないような時代ですが、ぼくは元気です。

もうすぐ冬がきます。冬だからと言って「おからだを大切に」と話しかけることは、いささかオリジナリティに欠けることかもしれませんが、これが一番いいと思うのでやはりぼくはそう呼びかけます。
おからだを大切に―――。
ぼくは元気です。



Act 1 scene 1

しばらくしてから溶明。
舞台中央に机がひとつ。その上に電話。
あとは椅子が四脚、適当な位置に......。


男2 なぜに、なぜに我々刑事は、映画やテレビの主人公になりやすいのか?私は考えました。

男1 ふうむ......。

男3 そう言われれば、確かに刑事ドラマっていうのは多い気がするなあ。

男4 有名な俳優はだいたい刑事の役をやってるね。

男2 ええ。代表的なところを挙げますと―――
   クリント・イーストウッドの『ダーティ・ハリー』
   



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